2012年10月31日水曜日

From Other Materials: Record trade deficit blamed on euro zone crisis, China

The Japan Times Weeklyより

Record trade deficit blamed on euro zone crisis, China
http://weekly.japantimes.co.jp/nn/record-trade-deficit-blamed-on-euro-zone-crisis-china

The results add to the assessment that slower exports, also affected by the stronger yen in the currency market, and weakening production have increasingly strained Japan’s economic recovery from the March 2011 earthquake and tsunami, with the government forced to draw up stimulus steps to underpin growth and the Bank of Japan to further ease monetary conditions.

非常に長い一文だが、以下のように解釈した。

  • 中心は以下の部分である。

    The results add to the assessment
    (that slower exports and weakening production have strained Japan's recovery).
  • assessmentを説明するthat節中の主語の間に挿入されている過去分詞「affected」は、「exports」にかかる。

    slower exports, (also affected by the stronger yen in the currency market,)
            and
    weakening production

    ※weaken: to make sb/sth less strong or powerful; to become less strong or powerful
    (今回の文では後者の自動詞用法)

    「also」があるので、「the stronger yen」以外に輸出に影響を与えているものがあることが分かる。ただし、この文中では言及されていない。この文の前に、記事には「欧州金融危機と中国との関係悪化が輸出にブレーキをかけている」とある。したがって、「欧州金融危機と中国との関係」に加えて、「the stronger yen」が、「exports」に影響を与えるものとして挙げられているということになる。

    ※この挿入句を、挿入ではなく、別の1文としたほうが、文としては読みやすくなるのではないかと思う。
  • 「the Bank of Japan to further ease ...」には省略がある。「and」の前後は同じ形になるのが原則であることを考えれば、過去分詞「forced」が省略されていることになる。

    slower exports and weakening production have strained Japan's recovery
    <with the gov. and the BOJ>

    the gov. (forced to draw up steps)
        and
    the BOJ (forced to ease conditions)

2012年10月21日日曜日

1-1 (2) YouとIが同じとは?

take hold of sth: to have or take sb/sth in your hands: つかむ、理解する
so to speak: used to emphasize that you are expressing sth in an usual or amusing way: いわば、まるで
get a rise: (英)昇給する ※(米)get a raise

  • I don't know as he exactly proposed at all.
    asは接続詞thatと同じ働き。否定文でknow/say/seeなどの目的語になる。「at all」は「not...at all」ではなく、「at all」単独で「一体全体」という意味もあることに注意。どちらをとるかは文脈しだい。
  • He never said anything that you could take hold of.
    解説には、「youの使用によって聞き手を自分の話に引き込む効果がある」としている。
    ※一般人称のyouととっても、間違いではないと思われる。上記は解説は「1対1の状況で一般とは誰を指すのか」をつっこんで考えている。一般とは「私とあなた」であり、つまり「we」である。となれば、1人称で訳しても不正解ではなくなる。日本語として主語を誰にするのかが一番自然かを考えて訳せばよい。
  • what do you propose?
    全体に「propose」が何を意味するのか、訳語をどうするのか、がポイント。言葉遊びである。

ねぇ、奥様、私にはまったくわかりません、彼がちゃんとプロポーズしたのか。ねぇ、こんな風なんですよ。私が彼とだいたい2年ぐらい付き合っているのに、彼は決して言わないんです、たとえばなんというか(いってみれば)あなたが何を持っているのか私が理解できることを。だから、とうとう私言ったんです。「ねぇ、何なの?あれはどうするのよ」って。そしたら「何が?」ですって。「わかってるでしょ?」「わからないな」。「本気なのするつもりがあるの、どうなの?」「なぞなぞかい?」。「違うわよ。私たちもう2年も付き合っているの。だからその結果がどうにかなるのか、それともならないのか知りたいの。」「ああ」。「どちらでもかまわないのよ。でも私最後の審判のその日まで時間を無駄にするつもりはないの。ただ、知りたいだけ。」「なあ、何を言おうとしてるんだい?君の案はどうなんだ。」。「ねぇ、オーガストバンクの祝日はどう?」「クリスマスがいいな。」。私は立ち上がったわ、そのとき。そのころには昇給する。」。「いいわ。私がどこにいるのかがわかるかぎり、待つのはかまわない。でも、どこにいるかだけは確かめておきたいの。」

2012年10月13日土曜日

1-1 (1) 訳語が辞書にないときは

heed [VN] to pay careful attention to sb's advice or warning
impetus [U] something that encourages a process or activity to develop more quickly

  • 「local」を「身近な」ととることはできた。 
  • 「generation」を「20年」と訳すことは危険。情報化時代という文脈では特にもっと短くイメージさせる必要があるし、歴史的な文章で根拠もなく年数をあげることはしてはいけない。  
  • 「casualties」を「犠牲者」と訳すのはこの場合、日本語として間違い。  
  • 「ignorance」は「無視」ではなく「無知」。単純な間違い。「無視」は「neglect」。
    ignorance [U] a lack of knowledge or information about sth 
  • コロンで理由を続けているのはわかった。  
  • 「involve」は「かかわる」よりももっと強い意味を持つ。
    involve [] if a situation, an event or an activity involves sth, that thing is an important or necessary part or result of it.  
  • 「image」は、文脈から考えれば、「印象」ではなく、TVやインターネットで見られる「画像」と考えられる。  
  • 「opening」を「開示」としたのはよく考えずに「情報化時代」の文脈で訳した訳。「女性が権利を獲得する」という文脈でとらえ、「啓蒙」の意味でとらえる。  
  • 「inspiration」を「刺激」と訳したが、掲載された訳文では「激励」とある。文脈に沿って中立的な「刺激」にもう一歩踏み込んだ価値を与えた意訳。  
  • 2段落目は単純な訳漏れのほかは、おおむね意味はとれている。 
  • 「simple」を「ささやかな」と訳しているのが、なるほどと思わせられる。一瞬詰まったが、瞬時にふさわしい訳語が思い浮かばず、「単純な」としておいたが、誤訳とされる可能性があるか。

20世紀最後の20年世代では、すべての革命は身近なものである。どんな闘争が起こったとしても、それが通り、工場、学校、どこでおこったとしても、その闘争はテクノロジーによって確実にお茶の間に到達する。ステレオタイプにとらわれた考え方はその革命の最初の被害者標的のうちにあるとなる。それはどういうことか。情報化時代では、だれでも証拠を直接確かめることができる。そのため、闘争を無視することで抑圧を加速することを、困難にする民衆の無知をよいことに抑圧をはかるのはむずかしくなってきた。世界中の女性が自らの権利が尊重されることを実現させるために努力している。彼女たちの声注目を集めるために、彼女たちの機会が広げられるために努力している。その事実努力には情報を共有するための戦いにかかわるが含まれる。もし知識が力を得るための通貨なら、変化のイメージ映像開示を心や目を開かせ、刺激を、そして警告をももたらす。

おそらく、この世界には、女性の生活を変革するような改革が訪れていない場所もあるだろう。しかし、それは続かない。偶然だろうか。世界のスポットライトがサウジアラビアに向けられたそのたった数ヵ月後に、その地の女性たちが単純なささやかな権利、自動車を運転する権利を叫んだ叫ぶことを決めたのは。アメリカに刺激された、女性の権利運動は、異なる国の異なる時間で行われ、異なる歴史と異なる信念で形作られてきた。しかし、おそらく、いくつかの主題は、普遍的になりつつある。その主題のひとつとは、文字通り女性と男性が本質を損なうことなく目標を達成するのだという望みである。